ふつうに心豊かな生活

ふつうに心豊かな生活

私がなんで畑をしたいか語らせてください。

旦那が転勤族で引っ越しをするたびに

知らない土地で知らない人とお金で繋がる生活をする日々。

夫婦の中では「仕事だから」っていうのが最優先になっていました。

そんな生活の中で感じていたのは

「寂しさ」。

子どもができてもその感覚は続きます。

仕事をしていたので、子どものお迎えは一番最後。

子どもは当たり前に風邪をひいたり、

思うように生活がまわっていかなくなりました。

旦那が過労で倒れたりしました。

私は何をしたいんだろう…

人から仕事を頂き、その代償のお金で衣食住をまかない、やりたいことをする。

そんな生活の中ではできないこと

「家族との時間」、「自分で考えて行動する時間」

私の働き方では

自分の人生を自分で育む時間がない。

「自分を生きる=仕事になったらどんなにいいだろう」

私は運よく仕事で

衣食住に触れてきました。

仕事をしながらも畑を10年以上やってきました。

たぶん、みなさんが思うより畑は難しいことではありません。

だって

昔の人はみんな自分たちで衣食住つくってきたんですもん。

‘ふつう,の人が‘ふつう,にできると感じています。

ここでいう‘ふつう,とは境遇、環境など

とびぬけて恵まれた状況じゃなくてもできるということです。

ふつうの境遇でも心豊かに過ごしたいという思いからの‘ふつう,です。

ひとりひとり特別な存在だと思っているので

‘ふつう,の人はいないと思っています。

「そうだ!生活を自分でつくろう!」

ずっとやりたかったこと。

自然と人とかかわりながら生きるを感じて暮してみたい。

「私にそんなことできるかな?老後の楽しみに…」

なんて思っていたのですが

今を生きなきゃ老後もない!

自分が大切にしたいもの。生きがいを感じる仕事と生き方。

それは

自分がつくっていかなきゃ、だれも与えてくれない。

既存の組織で役割でつながる「利便性」や「わりきり」もあると思います。

まったく否定しませんし、必要なことだと思います。

ただそれだけになってしまうと、

私みたいに「根なし草」の感覚、

自分の人生を生きてない感覚になると思ったんです。

そこで

来年から、畑を0.5反くらい借りて

野菜、棉、ハーブなどを栽培し

食・衣をつくる生活にしていこうと準備をしていました。

住もできれば田舎で庭のある古い家を借りてリフォームして

生活していけたらと今模索しています。

もちろん

最初からうまくいくとは思っていなくて

衣はからだを洗う布ができたらいいなくらいからのスタートです。

最初は

私ひとりで始めて、おもしろそうって思ってくれる人がいたら

一緒にできたら楽しい!と思っていました。

ところが、

はじめのはじめから壁はありました。

「畑が借りれなくなった」

でも

そのことで、繋がれるひとができたことは

私にとっては財産だと思っています。

自分を生きることが、心を繋ぎ

生きがいの輪ができていけば、

もっとおもしろい人生になる。

家族や友達のように互いが生きるためにつながっていくことが

本来の心通う人間関係のスタートだと思うし

絆になっていくんだと思うんです。

それを子供にもみせることができる。

心を育てるには心で向い合わないと!

取材でお友達になった甲斐さんにもらった言葉

「自分の見ている世界は、自分次第で変わる」

自分で自分の人生を生きて、

生きる喜びやつらさ、生きがいを伝えていきたいです。

つなぎ手

生命が輝く暮らしを形作るため、フリーランス(つなぎ手)へ つなぎ手 https://tunagite.amebaownd.com

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